こっからっす!
こっからっす!って話をします。
今、京都に向かう新幹線でこの記事を書いています。
僕は京都の同志社大学に通っていたので、
大学を辞めるまでの2年間は京都に住んでいました。
大学の時の思い出は、
とにかくみじめでしんどかった。これにつきる。
関西に来ると
毎回悔しい気持ちを思い出すと言いますか。
僕にとって関西は
ハングリー精神を思い出す聖地となっています。
僕が大学生の時、
「大学は人生最後の夏休み」と言われており、
同級生は大学をENJOY、音楽は鳴り続けるしていました。
一方の僕は、
3.5万のワンルームに住むド貧乏。
実家が細く、仕送りはゼロ。
家賃の支払いや食費の捻出をしており、
覚悟はしていたものの想像以上にきつかったです。
(1人暮らしした理由は、おもに親と仲が悪くて早く家を出たかったから。)
嫌いな親に頼るくらいなら、
家を出て貧乏する方がマシと思っていました。
また就職はしたくなかったので、
たくさんの個人事業にチャレンジしていました。
最初にはじめたのはNAVERまとめの記事作成。
本を読んで要約記事を作る、野菜の栄養についてまとめる。
このような記事を量産するも収入は数円….
今思うと、
どうやったら稼げるのか?
稼いでいる人は何をしていたのか?
まったく調べていませんでした。
ただのバカです。笑ってください。
しかもNAVERまとめはサ終してて、
記事はあとかたもなく消えています。
次に始めたのが家電の転売です。
あ、すみません。
”転売を始めた”と言うのもおこがましいくらい即撃沈しました。
何をやってたかというと、
家電屋で家電をリサーチして、
アマゾンに出品していました。
今でも付き合いのある高校の先輩にもらった
転売ノウハウ(PDFの情報商材)を見て実施。
数千円稼げた記憶があるのですが、、、
車の免許も持ってないので
自転車のカゴに電子レンジ、加湿器など、重い家電をのせて家まで運んでました。
効率悪すぎるし、
時給単価が上がる未来が見えません。
結果、秒で撤退しました。
時代が変わり、今ではせどりは簡単な副業って言われてるのが、僕はいまだに信じられません。
この副業で得られた収穫は、
自転車をこぐための大腿四頭筋が鍛えられたこと。
そして新刊で読んだキングダムを
素早く古本屋に売って支出をおさえる。という小技です。
書いてて恥ずかしくなってきました。
その後、FXを開始。
投資の本を大量に買い、大学で読み漁っていました。
しかし同級生の女の子には、
「え、待って。投資家志望がおるんやけど。やばいww」とバカにされてしまいます。
ちょっとウザいけどスルーしてました。
僕の読んでる本の名前が
初級編から上級編に変わったタイミングで
「待って、上級編になってるやんww投資家が同じゼミにおるんやけど。」と爆笑されてしまいます。
この時から、
本格的に同級生にイラッとくるようになりました。
大学の先生がよく
同志社の名前の由来は同じ志の者が集まる場所って意味なんだよ。って言ってたのを今でも覚えています。
なぜこんなしょーもないことを覚えてるかと言うと、
俺と同じ志のやつは1人もいない、こんなクソ大学は早く辞める。という苛立ちがあったからです。
感情とセットになると、
物事は記憶に定着しやすいんだな。というのが大学で唯一学んだことでした。
大学を辞めてからも苦悩は続きます。
前述したように僕はとんでもないバカだったので、さっぱり稼げませんでした。
敗因は成功体験に引っ張られたことですね。
大学受験の時、
とにかく勉強、量をこなすだけで受験に合格してしまいました。
だからビジネスも量やれば成功できるだろって思ってしまったんです。
実際のところ、
ビジネスは努力の量と同じくらい
どんな努力をするかが大事だし、情報を仕入れて方向性を正す必要があります。
ただの行動バカは稼げないと僕はひたすら証明し続けていました。
その後、
FXでそこそこ稼ぎ、
FXのスクールを販売している会社と知り合い、
その会社のメディアでライターを始めました。
あとセミナーもやってました。
セミナーもできるから大丈夫だよって言われてやったけど、
こんなバカにできるわけありません。
セミナーをやったことがある人はわかると思うのですが、
参加者からの視線がキリキリするし、
当時の僕はその視線をはじき返す胆力もなく、とりあえずおどおどしてて恥をかきました。
恥の多い生涯を送って来ました。
長くなってきたので話をとばすと、
さすがにそんだけ恥をかけばお金が稼げるようになり、
今は小銭を自由に稼げるようにはなりました。
この記事で何が伝えたいかって言うと、
人生は追い込まれた時に、
どんだけ「こっからっす!」って思えるかが大事ってことです。
僕は就職活動している同級生を見下し、
1人大金持ちになる気満々で大学を辞めました。
結果、
華々しく社会人デビューする同級生を横目に、
みじめにコールセンターでバイトする羽目になります。
同級生たちのSNSに「いいね」を押しまくってました。
謎の強がりというか、この悔しさを忘れないでおこうって思っていました。
大学を辞める時、
親からは「お前は自分に才能あると思ってるの?」と聞かれてしまいます。
この時のウザい父親の顔は今でも覚えています。
大真面目に「才能はあるだろっ」って思ってました。
その1年後、
才能あふれる少年は住民税滞納者となってしまいます。
税金は支払いが遅れても、
意外と延滞料がかからないって、この時に知りました。
今思うと、
こんな状況でも諦めないで何かをし続けた自分を褒めてあげたいと思います。
人生はこっからっす。って気持ちがありました。
思うようにいかないことがあっても、人生はこっからっす!
これからもこっからっす!を体現していきたいと思ってますので、宜しくお願いします!