織田信長が勝つためにやった情報戦の秘密
商売の世界では情報を持っている人がお金持ちになります。
僕が同志社大学に入学するちょっと前、
文系の学部が京田辺という場所から今出川キャンパスに移転しました。
学生の移動が起こるので、
周囲の不動産、飲食店、その他学生が利用するサービスは売り上げが倍増したらしいです。
「2,000億くらいの経済効果があるらしいよ。」って友達が言ってたのを覚えています。
本当かどうか知らんけど、まぁあながち間違ってないんじゃないかな。
僕のバイト先の飲食店のオーナーは、
同志社の移転の情報を知って今出川にいち早く店を出して儲かったと豪語してました。
逆に知り合いの飲食店オーナーは
京田辺に店を出して撤退をしてしまったそうです。
当時は「この人って賢いな~」くらいにしか思わなかったけど、彼は情報戦を制してたんですよね。今さらながらリスペクトです。
織田信長のスパイ戦略
情報戦と言えば、織田信長も情報を武器にして戦っています。
当時めっちゃ強かった今川義元という武将がいました。
織田信長は尾張をおさめたころでまだ勢いはありません。
そんな時、今川が信長を攻めるという噂が上がったんです。
すると織田信長の味方だった山本という武将は離反します。
「今川が攻めてきたら、信長は勝てないっしょ。」という賢明な判断です。
そこで織田信長は、情報を使って今川義元に勝とうとしました。
1人のスパイを今川義元のいる地域に送り込みます。
「山本が織田信長から離れたってのは実は嘘、今川が攻めてきたら山本は織田信長の味方をするよ」
こういった噂を流させたんです。
最初は信じてなかった今川義元も徐々に噂を信じるようになり、自分の味方だった山本を切腹に追い込みます。
山本、無念。
そののち、今川義元は桶狭間の戦いで織田信長に敗れてしまいます。
織田信長のポリシーは、
「戦いにおける勝敗は、七割がた戦場に着くまでに決している。戦場に出ての純粋な勝敗は、三割ほどしかない。」というものです。
戦わずして勝つという孫子の兵法に通ずるものがありますね。
戦う前から負けていた僕のTwitter発信
Twitterを本格的に始めたころ、とりあえずインプがあれば稼げんのかなぁと思っていました。
結果その考えは間違っていて、
月に1,500万くらいインプはあったけど稼ぎはしょぼく、やり方を間違えたーと後悔しましたね。
SNSやっている人で投稿がバズるかどうか気にしている人は多いけど、バズのみを気にするなんて戦う前から敗れています。
情報に価値はない、行動に価値があるという人は多いです。
だけど実際は失敗しまくってきた僕からすると情報には価値しかなくて、情報を知っていれば、間違った努力は防げます。
今は織田信長のように、
努力をする前の情報戦が大事だというマインドで方向性を間違えた努力をしないようにしています。
結果、無駄なことはしないようになりました。
20代前半でバカみたいに体力余ってれば我武者羅に戦えば良いけど、どう考えても効率は悪いので大人の戦いを覚えましょう。
それにしても織田信長って殺人ばっかしてる脳筋野郎に見えて実は頭使ってたんですね。
リスペクト。