暗号のコンパス Written by Netero

【未来の株式!?】ガバナンストークンをやさしく解説(結論:投票用トークン)

Technology

こんにちは、ネテロです。


「仮想通貨の勉強をしていたら、ガバナンストークンっていう単語が出てきて気になっている。ガバナンストークンについて誰か教えて。」


今回はこの悩みを解決します。

本記事の内容

  • ガバナンストークンとは?
  • ガバナンストークンを発行する理由
  • ガバナンストークンによって未来で何が起きるか?
    なお、この記事を書いている僕はいくつかのプロジェクトのガバナンストークンを持っていて、使用(投票)経験もあります。

ガバナンストークンとは?

結論、ガバナンストークンとは「投票用の仮想通貨」です。
ガバナンス=統治・管理という意味で
トークンは、ブロックチェーンで発行されて仮想通貨です。

UniSwap(ユニスワップ)のUniやPancakeSwap(パンケーキスワップ)のCakeがガバナンストークンにあたります。
最近だとDAOでガバナンストークンを発行する事例も多いです(‘ω’)ノ

例えば、
あるプロジェクトが「どのプロジェクトと提携すべきか?」という投票を行ったとします。
その際に投票できるのが「ガバナンストークンを持っている人」です。

先日もUniSwapがポリゴンを接続するかどうか?という投票を行いました。

ガバナンストークンを持っていることで運営に関われるのがメリットの1つです。
また、通常の価値のある仮想通貨にガバナンス機能をつけるプロジェクトもあります。

ガバナンスを発行する理由


「そもそも、なぜ多くのプロジェクトはガバナンストークンを発行するのか?」という疑問に答えていきます。
結論、理由は以下3つ。

  1. 権力を分散化できる
  2. 参加者の納得の行く意思決定
  3. 流動性提供のお礼

1つずつ解説していきます。

1.権力を分散化できる

ガバナンストークンを配ることで、運営の権力を分散することができます。
権力を分散化することで、メリットが発生します。
例えば、「規制がされづらい」というのもその1つ。

運営しているのが特定の企業・人だと規制対象になりやすいはず。
後述しますが、ガバナンストークンには価値がつく事例があります。
価値がついてしまうと、法律的に「無許可での仮想通貨の販売」のように受け取られてしまう場合があり、危険です。

リップルがSECに訴えられたのも、企業が仮想通貨を運営しているのが大きな理由の1つ。
メタ社(旧Facebook)もステーブルコイン発行の計画がなくなってしまいました。

「権力が分散化されているかどうか?」は規制を避ける意味で重要です。

2.参加者の納得の行く意思決定

ガバナンストークンを使った意思決定は、コミュニティメンバーからの納得が得られやすいです。
心当たりあると思うのですが、運営がする一方的な変更は不満が生まれやすいですよね。
例えば、会社の人事異動なんかは上司が勝手に決めて自分にデメリットがあったら、あなたはムカつくはず( ゚Д゚)

でも、「会社のみんなの投票で決まった」と言われたらどうでしょう?
受け入れやすいのは、圧倒的に後者です。(例外あるのは承知)

こちらのツイートがまさしくそうで、意思決定に関与できます。

民主的な意思決定をすることで、コミュニティメンバーから愛されるプロジェクトが作りやすいです。

3.流動性提供のお礼

(PancakeSwap 流動性プール)

ガバナンストークンは、Dexで流動性提供のお礼として使われます。
Dexは、スマートコントラクトを基盤にしていて仲介手数料の安い取引を投資家に提供できるのがメリットです。
一方で、集中型取引所(コインチェックなど)に比べると流動性を提供できないメリットがあります。

そこで、流動性を補うための仕組みが流動性プールです。
ユーザーは流動性プールを提供することで、手数料としてガバナンストークンを受け取っています。

【補足】

流動性=取引のスムーズさです。
買いたい人と売りたい人がマッチしないと売買は成立しないので、自分が欲しいと思った価格で買うには、流動性が重要です。

流動性プール
ETH/USDCなどの特定の仮想通貨同士をDexに預けることです。

ガバナンストークンに価値がついた事例


ガバナンストークンは、本来は投票以外に価値はありません。
しかし、購入者が多ければもちろん価値は上昇します。

UniSwapのUniトークン、
CompoundのCompは価値がついた事例として有名です。
ここまで読んで頂いた方はわかると思いますが、ガバナンストークンは「株式」に似ていますよね(‘ω’)ノ

これは想像でしかありませんが、「株を買う。」みたいなノリで購入した人が多かったのでは?と思っています。
「価値がついた事例がある」というだけで、すべてのガバナンストークンに価値がつくわけではないので注意しましょう。

株式よりもガバナンストークンは優れている


タイトルにもある通り、ガバナンストークンは未来の株式にとってかわる可能性があります。
「トークンエコノミクス」が確立するのが、ガバナンストークンの面白い点です。

ガバナンストークンは、株のように配当があるわけではないので、「トークンの価値の上昇」でしか基本的には稼げません。
すると、トークン保有者はトークンの価値が上がるようにトークンのための行動や投票をします。

これが、トークンを中心に経済圏が確立する「トークンエコノミー」です。
また、分散化が進むためガバナンストークンの方が株よりも決定権が大きいです。
「1票の重みがある。」とも言えます。

そういった点を考慮すると、株式よりもガバナンストークンの方が面白い仕組みだなと僕は思います(‘ω’)ノ
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