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KNGトークンの特徴や将来性・買い方を解説!(PoS運用方法まで解説)

仮想通貨

[fuki-r]仮想通貨のKNGトークンってどんな特徴があるんだろう。KNGトークンの基礎知識や仕組み、投資する前に知っておいた方が良い知識を知りたいな。[/fuki-r]

今回は、こういった疑問に答えていきます。

本記事の内容

  • KNGトークンの概要
  • KNGトークンの特徴~投資リスク
  • KNGトークンの買い方~PoS運用方法

なお、この記事を書いている僕は仮想通貨を軸に生計を立てています。
大手メディアでも仮想通貨に関する執筆の経験あり。投資家とライターの立場から執筆しています。

KNGトークンとは?【基礎から解説】

結論は「Kanga Exchange (カンガ取引所)の発行するコイン」です。

バイナンスのBNB(バイナンスコイン)やフォビのフォビトークンのような位置づけのコインです。

 KNGトークンは日本で人気のテンセット第二のGEMとして2021年に話題になりました。
GEMに関しては、テンセットの解説記事で紹介しています。

取引所のコインの「価値」について

取引所の発行するコインの価値は、取引所のユーザー数や取引量で決まります。
取引所の売り上げが大きいと資金は増えていろんなサービスがグイグイ出せるからです。
また、コイン自体の需要も増えていきます。

実際、時価総額トップ100に入っている取引所のコインは、取引量が大きい取引所が発行したコインです。
つまり、取引所が人気になる=取引所のコインも人気になる。ってことですね。

参考までに、時価総額トップ100の取引所のコインを例に挙げます。

  • バイナンス⇛BNB(バイナンスコイン)
  • OKX⇛OKB(オーケービー)
  • FTX⇛FTT(FTXトークン)
  • フォビ⇛FT(フォビトークン)
  • Crypto.com⇛CRO(クロノス)

取引所の発行するコインは生き残りやすいと思う

取引所は他の仮想通貨のサービスよりも売り上げが安定しやすいです。
そのため、コインの開発や新たなサービスを出し続けやすいはず。

言うまでもなく、仮想通貨の世界は入れ替わりが激しいです。
5年前のスター⇛現在は誰も投資しない。なんてことはザラにあります。
5年前から時価総額トップ20に残り続けているのは、BTC,ETH,XRPのみ。

 「取引所だって、いつまでユーザーが居続けるかわからないじゃないか。」
っていう反論はごもっともです。

とはいえ、皆さん仮想通貨が存在し続ける限りは「取引所」を使い続けますよね?
メタバースはメタバースが流行らなかったらオワコンです。NFTゲームもNFTとゲームが流行らなかったらオワコンです。

けど、取引所は使われ続けます。

取引所は競合との争いは激しいですが確固たる地位を築ければ安泰。
コロコロと自分の使う取引所を入れ替える人はいないはず。

よって、取引所の発行するコインは「比較的」安定的かと考えています。
(人気になるまでは大変そうですが。)

カンガ取引所の取引量

コインペア

カンガ取引所は、大手と比べるとそこまで人気がないのが現状です。
コインペアによると、現在の月間の取引量は4億7,000万ドル。

ピンと来ないと思うので、他の取引所の月間取引量をまとめます。

  • バイナンス(世界1位)⇛4,800億円
  • クラーケン(EUユーザー数1位)⇛280億
  • bitFlyer(日本1位)⇛42億円

取引量を見ると、絶望的なくらい差がついています(笑)

ここまで読んだあなたは、
「KNGトークンって大丈夫かよ。」
「何でKNGトークンが日本で話題になったんだろう…」
こんな風に思うはず。

そこで、KNGトークンの将来性に関わる独自の特徴を解説していきます。

KNGトークンの特徴とは?

Kanga Exchange の現在地を理解した上で、KNGトークンの特徴に進んでいきます。
このトークンに将来性はあるのかどうか?という視点で見ていきましょう。

KNGトークンに関連する特徴は次の通り。

  • 特徴①:異次元の高利回り
  • 特徴②:KYCがないのでユーザー数が増える可能性あり
  • 特徴③:OTCによる需要の増加
  • 特徴④:Kangaカードによる需要の増加
  • 特徴⑤:テンセット経済圏によるユーザー増加

上記の通りなので、順番に見ていきます。

※よくわからない単語があるかもしれませんが、単語の意味は解説していくので安心して読み進めてください。
①と②が重要なので詳しく解説しています。①.②だけ読めば、後はサクサク読めます。

特徴①:異次元の高利回り

KNGトークンの最大の魅力は、PoSシステムでの高利回りです。
PoS(プルーフ・オブ・ワーク)システムは、Kanga Exchange の機能の1つで、お金を預けると金利がもらえる仕組みになっています。

KNGトークンのPoSでは、ボーナスとして毎日0.3%の利回りが追加されます。
「0.3%….???(*_*)」って感じでピンと来ないですよね?

毎日、0.3%増えるということは1年で109%(0.3×365日)のボーナスになります。
2年目は218%。3年目は327%です。しかも上限はありません。

 「無限利回り列車」の乗車券=KNGトークン。ということです。
ウハウハですね(;^ω^)

ロック解除したら積み重ねた利回りはリセット

有頂天にさせておいて申し訳ないのですが、残念なお知らせもあります。
KNGトークンの高利回りには制約と誓約があり、それは「ロックを解除しない」ことです。

ロックを解除した瞬間に、今まで獲得したボーナスの利回りは消えます。
つまり、3年経ってロック解除⇛4年目以降は0%からやり直し。ってことです。

ロックを解除したら利益を得られませんが、KNGトークンの「売り圧力が減る」というメリットにもなります。

ちなみに、僕は試しに10万円をKNGトークンのPoSに預けています。
サービスが続く限り、30年くらいホールドしようかなと思ってます(笑)

特徴②:KYCがないのでユーザー数が増える可能性あり

KYCとは、「Know Your Custome」(顧客情報)のことです。
Kanga Exchangeの登録方法は、こちらの記事で解説していますが、住所や生年月日などの個人情報を入力する必要はありません。

というのも、日本にいるとイメージがわきづらいかもですが、世の中には「住所を持たないけど、スマホは持っている。」という人はたくさんいます。

具体的には、世界には17億人の銀行口座を持っていない人がいます。
しかし、17億人のうち3分の2はスマホを持っています。

スマホさえあれば、銀行の代わりの場所を作れますよ。というのがKYCなしの理由です。
難しい言葉を使うと、「金融包摂」と言ったりもします。

金融包摂を目指す事業はCeloなんかもそうですね。

KYCができない人がKanga Exchange を使う可能性があるため、カンガ取引所のユーザー増に繋がります。

特徴③:Kanga Exchange OTCの設置

Kanga Exchange は、オンラインの証券所だけでなくリアルの取引所(OTC)も提供しています。
OTC=銀行の支店のようなものです。

(OTC設置マップ)

ヨーロッパを中心にOTCが設置されています。
日本のATMと同じ機能に加えて、仮想通貨の取引もできるようです。

また、仮想通貨を現金に換えられます。

特徴④:Kangaカード

Kanga カードは、名前の通りKanga Exchange が発行するデビットカードです。
通常のデビットカードと同様、ポイントがついたりキャンペーンが行われたりしています。

特徴その⑤:テンセット経済圏によるユーザー増加

KNGトークンはテンセット第2のGEMということもあり、テンセットと戦略的パートナーになっています。
テンセットとパートナーを組んだコインは次々とKanga 取引所 に上場しているため、ユーザー増加が見込めます。

先日もテンセットとパートナーのFAME MMAがカンガ取引所に上場しました。

 FAME MMAのPoSサービスも実施しています。
「FAME MMAホルダー⇛カンガ取引所の開設。」という感じでユーザーはある程度増やせますね。

Kanga Exchangeの規制リスク

取引所のトークンの懸念点としては、政府からの規制リスクが挙げられます。
実際に、2021年は各国の規制当局からバイナンスへの警告ラッシュが続きました。

※バイナンスは規制で足踏みをしましたが、今は少しずつ緩和されてライセンスの申請を続けています。

カンガ取引所 VS ポーランド金融監督局(KNF)

Kanga Exchangeは、ポーランド金融監督局から警告リストに入れられています。
多くのYouTubeやブログでは、

「Kanga はポーランド政府とズブズブだから大丈夫。」
「ポーランド政府はクリプト(仮想通貨)事業を全面バックアップしている。」

こんな風に解説していますが、そんなことないです(笑)

2022年1月にポーランド金融監督局はKanga に対して「KNF公認という記述は誤解を招くから辞めろ」と警告を出しました。
カンガのCEOは、自身のブログにて「おいおいKNF、合法って言ったじゃねぇかよ。」という趣旨の「Kanga VS KNF」という記事を投稿しています。

仮想通貨に関する法規制は曖昧なので、Kangaが全面的に「悪」とは言えません。
とはいえ、投資をするならリスクの1つとして覚えておくべきでしょう。

KNGトークンの買い方~ステーキング方法

KNGトークンの買い方の手順は次の通りです。

  • STEP1:カンガ取引所への入金
  • STEP2:KNGトークンの購入
  • STEP3:KNGトークンのPoS運用方法

簡単なのでサクッと解説していきます。
なお、カンガ取引所への口座開設がまだの方は、こちらからどうぞ。

カンガ取引所 無料口座開設

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STEP1:カンガ取引所への入金

送金手数料を安くする定番の方法として、国内取引所でXRP(リップル)を購入⇛海外取引所に送金。という流れが一般的です。
しかしながら、カンガではリップルの取扱いがありません。

そこで、カンガへの送金手数料を安くする方法としては、USDTをBSC(バイナンス・スマート・チェーン)で送るのが無難です。
僕は、Bybit⇛カンガにUSDTを送金しています。

Bybitへの入金方法はこちら

Bybit⇛Kangaの送金手順

ログインした状態で資産⇛現物アカウントをクリックします。


USDT⇛出金をクリック

 


ここで、いったんカンガ取引所にログインします。
ホーム画面上の「Wallet」をクリック。

「Deposit」をクリック。


「Select currrency」で「USDT」を入力します。


「Network」の部分を「Binance Smart Chain」に変更します。
下にでてくるのがウォレットアドレスです。コピペしてBybitに戻ります。


先ほどの画面で「ウォレットアドレスを追加する」をクリック。

 

  • コイン⇛USDT
  • チェーンタイプ⇛BSC(BEP20)
  • アドレス⇛ペースト
  • アドレス名⇛自分がわかりやすいもの
  • セキュリティ認証⇛Google Authenticaterなどの2段階認証

上記を入力して、「確定追加」をクリック。


アドレスを追加して、数量を選択して「提出」を押せば出金処理に進みます。

 

STEP2:KNGトークンの購入

カンガ取引所にログインして、「Market 」を選択します。
「Find Market」に「KNG」と入力。

 


KNG/USDTを選択。

 

 

成り行き注文がないので、指値注文(予約注文)をします。
左の板から、直近の板をクリックすると「Price」に価格が入力されます。

Amountが欲しいKNGの量。Totalが使うUSDTの数です。

 

「Buy KNG」をクリックして、指定した価格に刺さったら自動でKNGトークンを買えます。

STEP3:KNGトークンのPoS運用方法

上のメニューから「PoS」をクリック。

  • 「Select action 」⇛「Deposit to PoS」
  • 「Quantity」⇛KNGトークンを預け入れる量
  • 「POS AUTOTRANSFER」⇛オン

以上がKNGトークンの買い方~PoS運用方法でした。
お疲れさまです(/・ω・)/

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