起業してから後悔していること
僕には起業してから後悔していることがたくさんあります。
- どうしてもっと努力しなかったのか?
- どうしてもっと細部にこだわらなかったのか?
- どうしてもっと早くあの人との付き合いを断たなかったのか?
などなど。数え上げたらキリがありません。
後悔しまくった結果、自分はどんな時に後悔するか?パターンがわかってきたのでブログにまとめます。
まず、サボってしまった時に後悔が発生する。
自分はちょっとお金が手に入ると、すぐにサボってしまいます。
フリーランスになって月100万円を始めて稼いだ翌月、当然のごとくサボった。
最近だと、ずっと種まきしてた事業が開花して、これで3年くらいは何もしなくて暮らしていけるな〜と安堵してサボった。
とにかくサボるし、サボったことを後悔しています。
お前何も成長してないじゃないか、みたいな。
不思議なのは、
お金がなくて我武者羅に働いてた時のことは「良い思い出だったな~」みたいに美談として振り返れます。
だけどお金ができて怠けてる時のことは「なんでそんな所で満足して休んでるんだ」と自分を叱責したくなります。
結果が出てる出てないにかぎらず、
人間は夢中になってる時は楽しく感じて、目標を失った時につまらなさを感じる生き物なのでしょう。
他に僕が後悔する瞬間を挙げると、
- 思考停止してた時
- リスクをとらなかった時
- 同世代で自分よりも格上の人と出会った時
だいたいこの3つに集約される気がしています。
思考停止してた時
思考停止で作業している時期もありました。
「この方法で上手くいくのはわかっているから、ずっと続けとけば良いでしょ」みたいな。
実はそのやり方では70点しか取れてなくて、ちゃんと情報収集しておけば90点のやり方を知れたのに!ってことが頻発していました。
効率的なことしていると思ったら、それはただの慢心だった。
裸の王様状態です。
それからは定期的に自分のやり方を疑うようにしています。
もっと良い方法あるんじゃないか?
知った気になっていることでも、勉強し直せばできてないことが山ほどあるはずだ、と。
具体例を挙げると、ライティングの世界とかはめちゃくちゃ奥が深いです。
昔は本読んで文章を多少キレイにする枝葉のテクニックを知って満足してたけど、そんなんじゃ全然ダメでしたね。
勉強し続けないとまた後悔してしまう。
自分は「知っている、できている」みたいな慢心を消して生きます。
リスクをとらなかった時
自分はもともと投資から副業を始めているのもあって「リスクはおさえよう」という考えが身体に染みついています。
それは良くなかった。
- こういう事業を一緒にやらない?とか
- 化粧品のM&Aを目指す事業があって~とか
- このジャンルでSNSを伸ばそうと思ってて~とか
こういう話を持ってこられても、
少しでも難しそうだな、リスクがありそうだなと思ったら断ってしまった。
客観的に後から自分を振り返ると「いやいや、お前ノリ悪すぎだろ」と思います。
今思うとやれば良かったー。
やってたらもっと経験値も知識もついてたのに。
一度逃したチャンスはもう来ません。
人間はやった後悔はしないけど、やらなかった後悔はするようにできているんだな。
同世代で自分よりも格上の人と出会った時
前に会ったのは灘中、灘高、東大を卒業してマーケティングに従事している人。
すごかったというか、頭が良すぎて意味不明。
彼のエピソードはこんな感じです。
- 小学校の学校終わりに暗算をしながら帰宅
- 生粋の負けず嫌いで人生の勝負につねに勝ってきた
- 結果、受験競争に勝ち続け東大卒
- 新卒でDeNA入社
- 仮想通貨で3億儲かる
- マーケティング会社を創業
「経歴ハンパな…ガチもんのエリートですやん…」
いや経歴なんかよりも「頭のスペック」があまりにも僕と差があって絶望したくなります。
こういう格上と出会ってしまった時、俺は今まで何をやってたんだ?何でこんなに差ができてるんだ?と悔しさがこみ上げてきます。
「もっと努力してたら、対等に話せてただろ。」と。
悔しすぎるけど1歩でも距離を縮められるようにするしかありません。
情報発信は素晴らしいけど…
僕は情報発信ビジネスは素晴らしいと思っているし、みんなやれば良いと思っています。
むしろお金を稼ぎたいとか言ってて発信しないの何でやねんとツッコミをいれたくなる。
ただ発信のデメリットは調子に乗りがちになってしまうことだなと感じます。
発信とはすなわち人に何かを教えることです。
人は他人に何かを教えてるうちに「自分はできてる」とか「自分はいろんなことを知っている」とつい調子に乗りがちになってしまいます。
これは良くない。
謙虚に学ばないといけないし、上には上がいるんだから調子に乗ってる余裕も暇もありません。
今回は自戒の念を込めてブログに後悔をつづりました。
もっと後悔を減らせるように生きます。