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ゴールド(金)VSビットコイン(BTC)すぐれた投資先はどちらか?

投資

ゴールド(金)とビットコイン(BTC)、どちらに投資をすれば良いのか、知りたくないですか?

2022年12月、投資企業のゴールドマンサックスは「ゴールドはビットコインよりもポートフォリオの分散に優れている」というレポートを公開しました。

一方で、BTC支持者のマイクロ・セイラ―(アメリカ上場企業マイクロストラテジー元最高経営責任者)は、「ビットコインは金よりも100万倍優れている」と意見を発信。

「ゴールドVSビットコイン論争」は海外投資家を中心に、よく議題に挙げられています。
そこで今回は、ゴールドとビットコインはどちらが優れているのか?それぞれの特徴を整理しつつ、解説していきます。

本記事の内容

※この記事はプロモーションを含みます。

結論を言うと、ゴールドとビットコインが比較される理由は「共通点」が多くあるからです。

ゴールドとビットコインの共通点

2つの投資商品の共通点は、次の通りです。

  • ①供給量が決まっている
  • ②劣化しない
  • ③偽造ができない
  • ④採掘コストが高い
  • ⑤政府が作ったモノではない

①の供給量が決まっているという点は、特に重要です。

ドルや日本円は政府が無限にコピーできるため、1枚辺りのお金の価値が低くなる可能性があります。
つまり、インフレ(モノの価値が上がって、お金の価値が下がる)が起こります。

一方で、ゴールドやビットコインは供給量が誰にもコントロールできない仕組みなので、ゴールドとビットコインは「インフレ対策になる」というのが一般的な見解です。

こういった共通点があるので、「ゴールドとビットコインはどちらが優れているか?」という対立が生まれています。

ゴールドVSビットコインの対立

ゴールドとビットコインには共通点は多くありますが、もちろん完璧に同じ商品ではありません。
両者には細かい違いがあり、その細かい違いが「対立の火種」になっています。

そこで「ゴールド派」「ビットコイン派」それぞれの意見を見ていきましょう。
両者の意見を知ることで、ゴールドとビットコインの「違い」がわかります。

ゴールド派の意見をまとめる

ゴールドVSビットコイン

「ゴールドの方がビットコインよりも良い!」という主張の主な理由として、以下4つが挙げられます。

  • ビットコインはインフレ対策にならなかった
  • ビットコインのマイニングは環境に悪い
  • ゴールドの方が価値が安定している
  • ゴールドには実物がある

1つずつ、解説していきます。

ビットコインはインフレ対策にならなかった

2023年の1月時点で、世界は絶賛インフレ中です。
モノの価値が爆上がりしています。

以下ツイートの通り、日本は3.8%。
欧米は、約10%も物価が高騰しています。

 一方で、ビットコインの価値は暴落中です。

ゴールド ビットコインつまり、ビットコインの保有はインフレ対策にはなりませんでした。
物価の上昇と共にビットコインの価値も上昇しなければ「インフレ対策」とは言えませんよね。

ちなみに、ゴールドはしっかり高値をキープしています。

ゴールドVSビットコイン

ビットコインのマイニングは環境に悪い

ビットコインのマイニングは、環境に悪いと言われています。
マイニングとは、ざっくり説明するとビットコインを運営するために必要なプロセスです。

大量のPCを使うので、電気代がかかると言われています。
どれくらい電気代が必要か?に関しては、エンジニアの中島聡さんが以下のツイートでわかりやすく解説されていました。

 ツイートとの結論としては、
「ビットコインのマイニングは原発30基以上の電気代がかかる。」とのことです。
日本の原発が全部で16基しかないことを考えると、かなり電気代がかかっています。

ゴールドの方が価値が安定している

ビットコインは、ゴールドと比べてボラティリティ(運動量)が大きいです。
「価値の保存手段」として投資をするなら、ゴールドの方が優れているという意見は正しいと言わざるをえません。

以下、2022年のゴールドとビットコインのチャートの比較です。

ゴールドVSビットコイン
(引用:CNBC)

ひと目でわかりますが、ゴールドの方が安定的に推移しています。

ゴールドには実物がある

ゴールドは、以下画像のような実物がありますよ。

ビットコインVSゴールド対するビットコインは実物がなく、インターネット上のお金です。

「実物がある方が安心できる」という意見は、SNS上でも散見されます。

また、ちょっとイカツいですが、ゴールドはアクセサリーなんかにも使えるのがメリットの1つです。

ビットコイン派の意見をまとめる

ビットコインVSゴールド ⑦

続いて、ビットコイン派の意見を見ていきましょう。
以下の4つが挙げられます。

  • ビットコインの方がリターンが良い
  • ゴールドの方が環境に悪い
  • ゴールドは供給量が増える可能性がある
  • ゴールドは偽物が出回っている

1つずつ、解説していきます。

ビットコインの方がリターンが良い

過去の投資リターンを見ると、ビットコインの方がパフォーマンスが高いのは明らかです。
2011年~2021年までの両者のパフォーマンスは、以下の通りです。

  • ゴールド⇛1.5%
  • ビットコイン⇛年率230.6%

上記の通り。

ビットコインは、ここ10年で異次元のパフォーマンスを記録しました。
ビットコインの年率は、すべての金融商品の中で最もパフォーマンスの高い数字です。

ゴールドの方が環境に悪い

一般的に、ビットコインのマイニングを環境面から否定する意見がありますが…
実は、「ゴールドの方が環境に良くない。」というレポートがあります。
イーサリアムの共同創設者のヴィタリック・ブテリンは、以下のツイートをしました。

 要約しつつ、翻訳します。
なぜ、ビットコインはゴールドよりも優れているかというと、ゴールドは環境に悪いからです。

添付してある記事の内容を以下に、抜粋。

  • 現代の産業用金採掘は景観を破壊し、大量の有毒廃棄物を生み出しています
  • 採掘会社は 0.333 オンスの金の指輪ごとに約 20 トンの有毒廃棄物を生成します。
  • 金やその他の金属を採掘している企業は、毎年少なくとも 1 億 8,000 万トンの有毒廃棄物を川、湖、海に投棄しています。
  • 金の採掘業者は、酸性鉱山排水、水銀汚染によってアマゾンを破壊している。

上記の通り。
環境に良くないのは、明らかです。

ゴールドは供給量が増える可能性がある

ゴールドは埋蔵量が残り5万トンと言われており、10数年後には採掘できるゴールドはなくなる予定です。
しかしながら、人類が調査しきれていない地域にゴールドが埋蔵されている可能性があります。

まだ発見されていないゴールドが見つかった場合は、「ゴールドは供給量が決まっている」という定説が覆されることに…
おそらく、ゴールドの価値は下がってしまうはずです。

ゴールドは偽物が出回っている

以下ツイートのように、ゴールドの偽物は多く出回っています。

ゴールドは、本物か偽物かの診断や証明が必要です。
一方で、ビットコインはブロックチェーンによって「本物である」ということが1瞬で証明できます。

偽物が出回らないという点は、ビットコインの強みの1つです。

ゴールドとビットコインはどちらに投資をすれば良いのか?

ビットコインVSゴールド (1)

前述してきたゴールドとビットコインの特徴を踏まえて、どちらに投資をすれば良いのか考えてみました。
結論から言うと,

  • リスクをとってリターンを得たいという方⇛ビットコインの投資
  • ローリスクローリターンで投資したいという方⇛ゴールドの投資

上記のすみ分けがよいでしょう。(NFA)

ビットコインの方がパフォーマンスが高いことは明らかですが、今後も同じくらい成長できるかどうかはわかりません。
また、ローリターンであっても誕生から長い時間が経過している分、ゴールドの方が「信頼性が高い」のは間違いありません。

多少のリスクを覚悟で利益を取りに行くなら、ビットコイン。
安定的に資産を保管したい方は、ゴールドに投資をするのがおすすめです。

ビットコインの買い方

ビットコインは、ビットバンクから簡単に買えます。

いろんな仮想通貨取引所がありますが、ビットバンクが一番良いですよ。
手数料も安いうえに、初心者が使いやすい。

口座開設もビットコインの購入もホームページの指示通りにこなしていれば、サクサクできます。
ビットコインを買うなら、ビットバンクで購入しましょう。

ビットバンクをチェック

最後に:ゴールドVSビットコイン

ゴールドかビットコインか?という論争は、たけのこの里かきのこの山か?という論争に似ています。
要は、投資する人の好みの問題です。

投資の世界は、基本的にリスクとリターンは見合っています。
ハイリスクならばハイリターン、ローリスクならばローリターン。という意味です。

ビットコインとゴールドのどちらに投資するかは、リスクをどれくらい許容できるかで決まります。
よく考えて投資しましょう。

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