誠実に商売をする貧乏人と儲かる悪徳業者たち
真面目に商売をしても稼げません。
- 社会貢献がしたい
- 顧客を幸せにしたい
- 価値提供をして他人を喜ばせたい
僕は起業して4年目になるのですが、こんな理念を持ちながらも貧乏になる同業者をたくさん見てきました。
一方でこんな人もいます。
- 顧客の幸せなんて知らん
- 消費者なんてバカばっか
こういった理念で稼ぐ人たちが山ほどいます。
知り合いでギャンブル中毒の顧客をターゲットに競馬のソフトを20万円で売りつけてる人がいました。(もちろん顧客は稼げない…)
彼の年収は4,000万円、幕張のタワーマンションで悠々自適に暮らしています。
めちゃくちゃ仲が悪いのですが、彼に昔聞いた話が今になって腑に落ちてるので記事にしました。
誠実に商売をする貧乏人と儲かる悪徳業者たちは何が違うのか?この記事を見ればわかるはず。
努力する悪徳業者たち
悪徳業者が儲かる一番の理由は、彼らは努力してるから。これにつきます。
自分たちの商品が粗悪品だから、売るための努力をしないと売り上げが立たないとわかってるんですよ。
マーケティングやコピーライティング、ABテスト含む研究などの「努力の総量」が半端じゃないです。
前述した競馬ソフト売ってる競馬やろーは、こう言ってました。
- 多くの企業やインフルエンサーは、売るための努力をしていない。だから楽に勝てる。見せ方が下手。研究してないんだよ、結局。
なるほど、たしかにな…
真面目で誠実にビジネスやってる人達は、「良いものを作れば、勝手に売れる。」と考えています。
これは落とし穴。
消費者が自発的にサービスの良さに気づく。みたいな現象はほぼほぼないわけです。
だからマーケティング含む、「売る努力」をしないといけない。
結局、悪徳業者の方が売る努力をしてるってわけです。
消費者への理解がまったくない
もう1つ勉強になったのが消費者への理解について。
- 「真面目にビジネスやってる奴ほど、周りの人間も自分と同じで世の中真面目な人間ばっかって考えている。実際そうじゃない。」
- 「商売が上手いやつは、顧客を心底理解してる。知識として理解してるんじゃなくて、身をもって体感してる。」
なるほど、顧客理解か。
顧客の理解に関しては、僕も本当に苦労した部分なのでよくわかります。
みんな知識としては理解してるんですよね。
消費者目線が大事ってことは。でも体感してるかって言うと話は別です。
消費者をバカにするわけではないけど、わかりやすく発信したり目線をあわせたりするのは超絶大事です。
しつこさが足りない
- 「あと、しつこさが足りないよね。ビジネスやってる奴って温室育ちなのか知らないけど、早々と諦めてくれる。失敗しても次頑張ればいいやとでも思ってるんだろうね。」
- 「このサービスで何がなんでも稼いでやるって気持ちでやってるから、うちは。ホリエモンが成功するためには、しつこさが大事って言ってたけど、本当その通りだよ。」
悪どいことしてるのに、言うことは一丁前ですね..,
けど、たしかに失敗しても次頑張ればいいやって思ってる人は多そう。
僕も過去にたくさん失敗してきていますが、しつこく頑張ったか?できることすべてやったか?って聞かれると自信ないです…
しつこく商売しようと反省しました。
最後に:真面目にやってるだけでは評価されない、努力の総量が大事
やってる行為自体は微妙だけど、彼の話は何だかんだタメになる話が多かったです。
彼の話を聞いてて、真面目にやって稼げない人と悪徳商売してる人の差を感じました。
- 売るための努力をしろ
- 消費者を理解しろ
- しつこく商売しろ
もはや絶縁してるので彼の話はもう聞けませんが、肥しになること教えてくれて良かった。
本記事は以上です。
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