暗号のコンパス Written by Netero

「ライトなコンテンツが多すぎるだろ。」現代のネットへの怒りと絶望

副業

「あー、つまらんな」と思う時があります。
現代はライトなコンテンツがウケる時代ですよね。

  • YouTubeショート
  • インスタグラムのリール
  • TikTokのショートムービー

どれも娯楽として楽しみやすくて、素晴らしいコンテンツを作ってる人が多いのもわかるんですよ。
だけど、もっと心に残る「消化できて良かった…」と思えるコンテンツが見たいという気持ちがつねにあります…

TikTokはオモロいのだが

TikTokを見た後に何も残らないんだよなって思います。
AIのレコメンドも素晴らしいし中毒性もあるので何回も見ちゃう人の気持ちもわかります。

だけどTikTokから僕が何かを学べたかっていうと、皆無です。
むしろ見れば見るほど脳みそが退化する気になって、自己肯定感が下がるばかり。

発信する側に立っても同じことが言えます。
TikTokとかインスタは簡単にフォロワーも伸ばせるし、僕もAIでリール動画あげてたら20日で3.9万人フォロワーいったアカウントがあります。

だけど自分の身になったか?って言うと微妙です。特になし。

自分の好きなコンテンツが減ってしまう世の中で

TikTokとかインスタグラムを見て感じるのは背徳感です。
おまけに「あ、TikTokを見続けてしまった。バカだな俺」という罪悪感を覚えるのです。

一方で、書籍とかブログとかニュースレターを読むと満足感を感じます。
読むのはしんどいし疲れるんだけど、読み終わって良かったって思えます。

「消化して良かった」というコンテンツが世の中に増えてくれたら嬉しいけど、今はインスタやTikTokに若い才能が集まってる感じがしますよね。

インスタとかTikTokの方が早く結果が出るし、反応も得られるしお金も稼ぎやすいから仕方がない。
だけど、ライトなコンテンツだけを作ってお金稼いだその先で何があるの?って聞かれると微妙だと思います。

ずっとこういう気持ちを持っていましたが、今まではインスタとかTikTokみたいなライトなコンテンツで結果を出してないので言いませんでした。

負け惜しみみたいになるので。

インスタをリールで伸ばしてみて「これ伸ばして何になるの?」って改めて再認識したので、本音をブログに書いています。

簡単にバズる時代になったけど中身あんの?

継続的に活躍し続ける人間は、ライトなコンテンツを作る人ではないと思ってます。
ライトなコンテンツは「ライト」なだけあって、顧客を感動させられるかというと不可能でしょう。
そもそも、そういう目的で作ってないと思うし。

SNS以外の世界でも同じことが言えそうです。
格闘技の世界では、毎日キツイ練習をしているプロ格闘家よりもバズり続けているブレイキングダウンに出ている素人の方が儲かっているらしいです。

  • 実力のない奴の方がアクセスを集めて稼げるなら、実力をつける必要ないじゃん。注目されたもん勝ちじゃん。

こんな風に思う人が続出してもおかしくないですよね。
真面目に努力してる人間がバカを見る時代な気がしていますが、本当に顧客を感動させられるのは本物のコンテンツだけだと思っています。

もっと人を夢中にさせるコンテンツを見たいし作りたい

購読してるニュースレターがいくつかあるのですが、更新が楽しみなものが多いです。
一方で、TikTokやインスタで「この人の更新が待ち遠しいな」って思うことはありません。

ワクワクさせてくれるコンテンツが見たいし、自分も作りたいと思っています。
ライトなコンテンツが全盛の時代ですが、重厚感のあるコンテンツが僕は好きなのです。

まぁリアルな話をすると、ライトなコンテンツで認知を取って消化しづらいコンテンツでファンを獲得するのが理想なんでしょうね。

その話は置いてといて、重厚感のある発信をする人が増えれば良いなと思うこの気持ちをブログに書いておきました。

  • この人のコンテンツはすべて見たい
  • 早く家に帰ってこの人の発信を見たい

こんな風に思われる発信者になりたいと思うし、それを目指してブログやニュースレターを書いています。

ショート動画の方が簡単に儲かるし、人を魅了するためにはスキルや工数がかかる。
クリエイターとしては中~上級者向けのことだけど、自分は少なくともそこを目標にしたいなと思っています。

本記事は以上です。

P.Sニュースレターでは「失敗談」にフォーカスした記事を掲載中

SNSで活躍しているクリエイターやフリーランスの方にインタビューをしています。
テーマは失敗談。

記事を受け取っても良いよと許可してくれる方は以下のリンクから登録して頂けると嬉しいです。
もちろん無料です。
ニュースレターを見てみる

「失敗談」をテーマにしようと思った理由はこちらに。